投資・投機のメモ書き

FX、仮想通貨等のチャートテクニカル分析をメモ程度に書き留めていきます。

【自作EA】MT4で使用する自動売買を自分で作ってみる(その1)

自力で自動売買ソフト(EA)を作ってみる

EAとは

Expert Adviserの略で、FXトレードをするなら皆さん聞いたことがある MT4 (Meta Trader 4) で使用可能な自動売買ツールです。

 

EAを使用することで、半自動的にFXトレードを行うことができ、ほとんど手を掛けることなく利益を積み重ねていくことができる可能性があります。

あくまで可能性です。確実に儲けられるEAは100%ありません。

 

投機資金が全て溶けるリスクを掛けながら、あまり手を掛けずにお金を稼ぐことができるのがEAです。

 

このEAを自分で作ってみるぜぃ!っていうのがこの記事の内容になります。

なんで自分でEAを作成しようと思ったか?

最近ではTwitterYoutube、blog等々... いろんな場所で基本無料でEAは提供されています。有料EAもありますが無料EAの方が圧倒的に多い印象です。

無料EAとして提供できる理由はIB報酬なんですが、ここでは述べません。

ご存じ無い方は" IB報酬 "ってググっていただけると仕組みが分かりますので調べてみてください_(._.)_

 

さて、いろんな場所で提供されている半面、

どれが優良なのか分からない

月利100%とか、数年無敗とか、過剰宣伝で胡散臭い

とか、EAの中の聖杯を見つけるのは至難の業です。

破綻するEAなのにあたかも高利回りを謳うEAなんてザラにあります。

なので迂闊に手を出すとかなり痛い目を見ます。

しかも資金管理しないで全ツッパなんてやった日には無一文ですね(;^ω^)

また、実績はホントのものでも、所詮過去の結果に対するトレードなので未知の値動きに対応できる保証がありません。

リスクを軽減させるために、経済指標や大きく値動きがありそうな場面ではEAを稼働停止させるなど、対応策はありますがそれでも溶けるときは溶けます。

 

現に優良そうなEAを使っていた私も何度も資金を溶かしています。

前述の通り、確実に儲けられるEAは100%無いのです。

 

危ないところではEAを稼働停止させるというのは、最近セオリーみたいな感じになっていますよねー。

月初 / 月末 / 中日のFOMCなど...

月の営業日は20営業日しか無いのに、5~10日も稼働停止したら、リスクは減るけど機会損失デカくない?って思いません?(*´з`)

リスクを減らすためとはいえ私はもったいないなと思っちゃいます。 

 

EAのネックを解消した、

フル稼働させて高自動化率

溶けるリスクも限りなく小さい

月利数%の安定収入

みたいな美味しいEAってホントに無いのかなぁー?

探すのも至難の業だしなー。

 

じゃあ試しに自分で作って見れば良いんじゃね!となって今に至るわけです。

どうやって作るの?

じゃあ作ってみましょうということで、もちろん一番最初に思いつく問題が、

「どうやって作んねん!」ですよね?(;^ω^) 私はそうです。

 

EAはC++をベースとしたMQL4でプログラミングして作ることになります。

C言語系の開発経験があれば比較的容易に開発できます!」

みたいな文言がネット見ていて書いてありましたけど、開発経験があっても決して容易ではありません。

C言語を手足のように使いこなせる方だったら確かにそうですけど、ソフトウェアの開発をしていた私の周りにはそんな人は数人しかいませんでした。

 

加えてMQL4のネット資産がそんなにありませんから、簡単には作れないというのは頭に入れておいた方が良いです。

 

開発進めるのは上述の通り時間かかるよー!

苦戦しながらの作業だから、「その2」、「その3」の記事はコンスタントには書けませんよー(;^ω^)

っていう言い訳を前もってしておきたいのでツラツラ書きました_(._.)_

 

さて、グダグダ書くのはこのくらいにして自作EAを進めていきたいと思います。

コンセプトを考える

まず、開発にあたってどういう目標でEAを作りたいのかコンセプトを考える必要があります。

今回の開発は初めてなので簡単に自分の欲望を書いてみます。

重要指標で稼働停止しなくても資金が溶けずに運用できること

 私の人生の目標が不労所得ですから、相場が急展開見せようが、鬼トレンドが発生しようがイチイチ面倒見ないようにしたい。

月利で最低3~5%稼げること

 遊べる程度にお金が入ってくるようにしたい。

大きく言えば叶えたいのはこの二つですね。

(まぁ、私というよりみんなが思うことですねw)

 

これをコンセプトとして、見合うロジックを検討していくことになります。

アルゴリズムを考える

極力資金ショートしないようにするためには損切が必要不可欠です。

裁量でも分かるように、損切しないのは自殺行為ですからこれは必ず入れる必要があります。

なのでナンピンマーチンロジックには絶対しません。

また、損切は固定pipsでは設定せず、ダウ理論に基づいた高値安値で設定しようと思います。

となると必然的にトレンドフォロータイプのEAとなります。

 

ロジックは好結果だった下記記事を参考にしようと思います。

toshi-speculationdiary.hatenablog.com

ただ、今回は初めての開発なのでレベルを下げるためにインジケータ等は用いずに作成しようと思いますので、移動平均の反発は入れません。

 

というわけで下記ロジックで開発しようと思います。

トレンド転換後の第三波狙い

フィボナッチ50%の戻りで問答無用にエントリー

損切ラインは第一波始点

第一利確ラインは第一波終点

第二利確ラインは直近高値安値

現状はこんなもんです。

開発過程で不足箇所は肉付けしていきます。

次回の予定

今回は簡単に仕様を決めるまでを書きました。

次回からはMQL4で高値安値ってどうやって判別するの?とか実装で躓く要素に触れつつざっくばらんに書いていく予定です。

 

 

記事を見ていただいてありがとうございました。

今回は以上になります。

次回も読んでいただけたら嬉しいです。