FX過去検証 - 移動平均線を使用したトレンドフォロー手法(その2)
前回のおさらい
前回の結果
前回、移動平均線でのレジサポ転換を利用したトレンド転換後の第三波狙いの検証をしました。
結果は
・総トレード数:12
・勝率:91%
・敗率:9%
・損益pips:+307.8pips
ということでN増しできていませんが比較的良好な結果が得られました。
詳細は過去の記事を読んでもらえたらと思います。
toshi-speculationdiary.hatenablog.com
前回の問題点
前回は検証結果は確信が持てるではありませんでした。
理由は、
・試行回数が少ない
・エントリータイミングが曖昧でそのときの判断次第でばらつきが出る
だったからです。
今回への改善点
前回の検証結果を受けて今回は
・追加で1.5年分(2020/1~2021/5)の検証
・75MA/200MAのレジサポ転換を利用した第三波狙い
・エントリータイミング
・必ずフィボ31.8%~68.2%
・レジサポ転換点
・反発のプライスアクション
ということでより試行回数を増やしN増し、エントリータイミングをより明確化して検証しようと思います。
今回の検証
検証条件
下記条件で検証します。
環境 : MT4
FX業者 : XM
期間 : 2020/1~2021/6/11
時間足 : 15分足
通貨 : USDJPY
スプレッド : 1.6pips
手法 : トレンド転換後の第三波狙い
インジケータ : MA(直近で意識されているMA) / フィボ31.8%~68.2%
エントリータイミング : 現状を第二波と想定した際の下記3点を満たす箇所
・MAのレジサポ転換
・フィボナッチ 31.8% / 50% / 68.2%
・反発のプライスアクション
利確タイミング : 利益を伸ばすため利確タイミングを下記のように分けます。
・第一波の高値安値の数pips手前到達で半分のロットを利確
・意識されるラインの数pips手前到達で半分のロットを利確
・一つ目達成後、二つ目に到達せず、一つ目の利確ラインまで戻ってきたら利確
損切タイミング : 第一波の開始点の高値安値
制約 :
・第一波でトレンド転換していること
・第一波の始点から終点が100pips以上ある場合はエントリーしないこと
(あまりに長いと高安値内で収束しがちで損切も利確も時間かかり過ぎるため。)
(もっと明確に線引きできれば良いが現状思いつかないので一旦この条件で。)
上述の通り、試行回数のN増し、エントリータイミングの明確化して過去検証を行います。
結果
上記条件のもと、過去検証しました。
下記が結果になりますー。
・総トレード数 : 23
・勝率 : 87%
・敗率 : 13%
・損益pips : +562pips
・リスクリワードレシオ : 0.987
資金100000円、損失許容率5%でシミュレーションしたところ、
約180000円(+80000円)となりました。
トレード数も倍となりましたが、勝率はほぼ変わりませんでした。
リスクリワードレシオはほぼ 1 で前回より良い結果でした。
これだけ勝率が維持できるなら損失許容率を少し上げても問題なさそうです。
良いんじゃないでしょうか!
第三波狙いがやっぱ安定やで!って思う結果でした。
勝率9割あってリスクリワードも1ならまぁ許せます。
難点は1年6か月で23回しかトレードが無いことですね💦
ここは別の通貨ペアでも同様の手法でエントリーし、トレード回数を増やせればOKだと思います。(検証してないから同様の結果になるか不明ですが💦)
さいごに
日記として書いた検証結果では最も良い結果でした。
次回以降の予定としては、
・他通貨で同様の手法で検証
・マルチタイムフレームを加味する(リスクリワード位置・勝率の向上)
・5分足 / 1時間足でも検証
・トレンド転換 + 200MAのロールリバーサルで検証
を行っていきたいと思います。
今回は以上です。参考になれば幸いです。
それではー。
過去の検証記事はこちら
toshi-speculationdiary.hatenablog.com
toshi-speculationdiary.hatenablog.com
toshi-speculationdiary.hatenablog.com